自己紹介
いつもお世話になります、店主です。
私はサロンモデル専門店を立ち上げ、顧客ゼロ・実績ゼロ・認知ゼロの状態から12か月で取引実績を1,400店舗(2024/7/8現在)まで伸ばしてきたマーケティングが得意な人間です。
生成AIを活用したAIスタイル写真の考案者と聞くと、バリバリの技術者肌の人間だと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
以下のグラフをご覧ください
あるサロン様は広告を2月号から掲載開始しましたが、3か月間成果が出ませんでした。
そこで、5月号より私がページ作りを全面的に担当することになりました。
その結果、5月号では即効性のある成果が出ました。
具体的には:
新規予約数が2倍に増加
PV数が前月比約1.6倍に増加
その後も成長は続き、担当2か月目には上位プランの平均PV数を上回りました。現在は、さらに2つ上位のプランのPV数を上回る勢いで推移しています。
主題
新規集客を今より2倍にしたいのであれば、新規顧客というものの解像度を高める必要があります。
新規顧客には大きく分けて2種類が存在します。
・未認知未購買層
・既認知未購買層
サロン経営には商圏というものがございますので、ご自身のサロンの商圏内において店舗を認知してもらえているかというところが重要なポイントとなります。
更に深く掘り下げますと、自身がターゲットとしている客層に認知されているかということになります。
ターゲット設定にまつわるコンセプトデザイン、更に広義なビジネスモデルの設定につきましては今回は割愛いたしますので、また別の機会で述べさせていただきます。
では、未認知未購買層と既認知未購買層とは何だというお話です。
◆同じ新規集客でも問題が違う
未認知未購買層は、あなたのサロンに来ていない理由は【そもそも知らないから】です。
この層にアプローチするには、まず知ってもらわないといけません。
現在の集客方法ではリーチしていないことになりますので、現在の集客強度を上げる(課金額を増やす)か、新たな媒体を試す必要があります。
既認知未購買層は、あなたのサロンを知っていますが行かない理由がある人です。
この層が来店していない理由は大きく分けて2つです。
・来店機会が不足している
・良さを理解していない
細かな施策については別の機会にお話しますので、今回は何が原因で新規客を獲得できていないかを知っていただければと思います。
◆未認知と既認知の見分け方
未認知を調査するという事は非常に難易度が高く費用がかかるものです。
調査会社などに依頼して統計的なアンケート調査を行うくらいしか、未認知について把握することは難しいです。
それでは話が進まないではないかと肩を落とす必要はありません。
既認知がどれくらい広がったかを測ることで、おおよそ自身のサロンがどちらの問題を抱えているのかを予測することができます。
なぜ現在はWEBマーケティングが主流になっているのかという部分を良く説明してくれるのが、ページビュー(PV)とコンバージョン(CV)です。
PVというのは、まさしく認知数です。
マーケティングに詳しい方なら、PVからCVに至るまでのプロセスで様々な指標があることにお気づきのことでしょう。
しかし、サロン経営において最も必要なのはPVとCVであると私は思います。(詳しい説明は割愛します。)
既認知未購買の層を取り込めていないサロンは、PVが高いわりにCVが低い傾向にあります。これがCV率(CVR)が低いという事です。
クーポンサイトの掲載ページには、同地域同プランの平均値というのが出ておりますので、そこが一つの基準となります。
平均に対してPVが低い=未認知層獲得に問題あり
平均に対してCVRが低い=既認知層獲得に問題あり
となります。
InstagramやGoogleMAPでもPVを測ることができますし、新規顧客に対する媒体調査により、おおよそのCVもつかむことができます。
このように、WEBマーケティングでは、現在の施策に問題が発生した場合は即座に数値となって表れるため闇雲に改善を繰り返すことを減らすことができます。
言い換えれば、数値として可視化された問題を大きい順に改善していくだけになりますので集客の漠然とした悩みから解放され、クリアな思考で経営を行えます。
◆既認知を測れないアナログ媒体の有用性
チラシ、看板、紹介など、認知をしたのかどうかを測ることができない媒体は、現在では多く使われなくなってきています。
しかし、このような媒体でも新規顧客に対する丁寧な媒体調査を行うことで、CVの部分は把握することができます。
以前、アナログな広告が主流だったころに比べ、こういった媒体の広告費は相対的に安くなっている傾向にあります。
出展:メディアレーダー様
WEB広告費が年々増加している現代では、PVの奪い合いが発生し効率が落ちていきます。
その点、アナログ広告は少ない費用で安定的なPVを稼ぎ出すことができる媒体となります。
◆まとめ
・あなたのサロンは未認知顧客を呼べていないのですか?
→サロンを知ってもらえていない部分に問題あり!まずはサロンを知ってもらいましょう!
・あなたのサロンは既認知顧客を呼べていないのですか?
→サロンの良さを理解してもらえていないか、十分な来店機会を提供できていない可能性あり!
・丁寧な媒体調査を行えていますか?
→広告費をかける価値があるかどうか丁寧に数字を洗い出し、効果があるものには資本を投下し、効果のないものは辞める。
終わりに
このブログでは、予約数を2倍にするページ作りに役立つ情報や、マーケティング全般に関する情報を定期的に発信していきます。
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